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翠牛

 

コツコツと鳴る

すり抜けて動いたの足音

そっと耳元で

誰も彼も当然響くのだ

 

かの有名な神様トカが笑って

水面で爪弾くように

ほら見れば 無くなって 集まって

流れ廻ってく

 

指一本で解れそうなまま 唯 唯

全て打ち熔けてそこに待つ

みな翠牛と呼ぶ 煌めきがある

奇跡にも思える君の姿に

 

ぽつぽつ止まる

僕らほら期待が遠くなれば

きっと押し並べて

泥まみれで応戦してるのに

 

halo 一つ残らず光纏って

水滴も落ちないくせに

ほら見れば 無くなって 集まって

流れ廻ってく

 

指一本で崩れそうなまま 唯 唯

全て打ち熔けてそこに待つ

なれるでしょうか 煌めきも堕つ

凪の音を忘れた僕らでも

 

ああ 問い詰めて暮れた目をただただ

逸らしてくたび憧れる

みな翠牛と呼ぶ 煌めきがある

奇跡にも思える君の姿に

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